肩こりは何故なるの?
肩こり症状に悩まされている方は多いのではないでしょうか。肩こりは「揉む」と治ると思っている人がいますが、解消法を正しく理解していないと、かえって体に負担を与える可能性もあります。
そこでこの記事では、ひどい肩こりを起こる原因と、症状を緩和させる対処方法を解説します。後半では肩こりから繋がる危険な症状についてもご紹介していきますので、ぜひ最後まで読んで参考にしてください。
目次
- ○ 軽い肩こり・ひどい肩こりの原因
- ・長時間同じ姿勢でいる事
- ・過度なストレス
- ・運動不足
- ○ まとめ
軽い肩こり・ひどい肩こりの原因
肩こりは首の付け根から肩・背中にかけての筋肉がこわばり、張っている状態をいいです。
ひどくなるとだるさや重さ、疲労感や痛みを感じる症状が現れます。
では軽い肩こり・ひどい肩こりはなぜ起こるのでしょうか。
幾つか紹介します。
長時間同じ姿勢でいる事
肩こりの原因として多いのが、長時間同じ姿勢でいることで起こる筋肉の疲労・こわばりです。
デスクワークや読書などで長時間同じ姿勢を続けると、首から肩の筋肉が硬直し、肩が前方に丸まり、肩甲骨から肩こりを引き起こします。
特に最近増えているのが、PCやスマホを長時間使用することで起こる肩こりです。PCやスマホの操作をするとき、首を少し前に突き出して両肩が丸まる姿勢になり、同じ筋肉に負担をかけてしまいます。
長時間デスクワークをする場合は1時間に1回程度立ち上がり、首や肩を回して筋肉の緊張を和らげましょう。
過度なストレス
時間に追われて生活する現代社会では、肉体だけではなく精神的なストレスを抱えている人も多いことでしょう。そんなストレスも肩こりの原因のひとつ
精神的なストレスから身体の機能を管理する自律神経が乱れ、血流が悪くなったり筋肉が硬直したりすることがあります。特に首周りや肩の筋肉が硬くなりやすいので、血行を改善し、自律神経を安定させることを意識して、趣味や運動などでストレスを発散することをおすすめします。
運動不足
運動不足が続くと肩こりを引き起こす可能性があります。
運動不足になると筋量が減り、筋力が弱くなってしまいます。弱くなった筋力を支えるために筋肉が緊張状態になり、肩こりの原因になる事があります。
また、筋力が弱くなることで血流が悪くなり、適度な運動で筋量の低下を防ぎ、柔軟性を高めてしなやかな筋肉を保つことが大切です。運動を継続することで血流を改善し、日頃から肩こりを起こしにくい体をつくりましょう。
まとめ
軽い肩こり。ひどい肩こり原因と対処方法について簡単に解説しました。
PCやスマホが普及している現代では、多くの人が肩こりの症状に悩まされています。
同じ姿勢を続けるのを避け、1時間に1度は椅子から離れて軽いストレッチをすることで、予防・改善に効果があります。
また専門家に相談してみるのもおすすめです。
肩こり解消グッズなども活用し、慢性化・重症化する前に対処しましょう。