なぜ夏バテになるの?夏バテ対処法と東洋医学的(ツボ)対処法
夏バテの治し方は夏バテの予防にもなります。
夏バテの治し方にはいくつかの対処法があります。
そもそも夏バテとはなんでしょうか。
夏バテの治し方とはどのような方法なのでしょうか。
ここでは夏バテの対処法と、東洋医学(つぼ)についていくつかご紹介します。
目次
- ○ 夏バテとは
- ○ 夏バテを即効で緩和する3つの方法
- ・こまめな水分補給
- ・ランニングとストレッチなどの軽い運動
- ・マッサージやツボ(東洋医学)を整える
- ○ 夏バテを緩和するツボ(東洋医学)
- ・夏バテによるだるさ 湧泉:(ゆうせん)
- ・夏バテによる冷え症 三陰交:(さんいんこう)
- ・夏バテによる食欲不振や体力低下 足三里:(あしさんり)
- ○ まとめ
夏バテとは
夏バテとは夏の暑さによる
疲れやすい
体がだるい
食欲がない
寝不足
などの体調不良の総称です。
暑さを感じると自律神経の働きで、発汗して熱を放散し体温を一定に保っています。
しかし、真夏の室外と室内の温度差を繰り返し感じることで、自律神経の働きが乱れます。
そして、自律神経の乱れが原因で夏バテの症状があらわれます。
また、発汗による水分とミネラルのバランスも夏バテの原因になると考えられます。
夏バテを即効で緩和する3つの方法
夏バテは放置しているとなかなか治らないケースもあります。
そこで夏バテを素早く緩和する方法について紹介します。
こまめな水分補給
夏バテの対処の1つに、こまめな水分・塩分補給が挙げられます。
夏バテの原因の1つに脱水症状が挙げられます。
人間は身体に熱がこもると、熱を発散するために発汗します。
大量の発汗により水分と塩分バランスが崩れ、身体のだるさなどの夏バテ症状を引き起こします。
そして、脱水状態が進行すると熱中症にもなるため、水分と塩分はこまめに摂取をしましょう。
夏バテ対策の際はこまめな水分補給と一緒に塩分補給を忘れないようにしましょう。
ランニングとストレッチなどの軽い運動
夏バテの治し方の1つでランニング、ストレッチなどの軽い運動は心身の疲労回復に役立ちます。
暑い時期に運動することは発汗量も増え、脱水症のリスクも上がります。
しかし、運動は自律神経の働きをよくし、夏バテの解消に効果があるといわれています。
夏バテ解消のために行う運動で重要なことは
涼しい場所
リラックス
無理をしない
です。
運動習慣のない方が、急にきつい運動を始めてしまうと、筋肉痛が起きたりケガをしたりする場合もあります。
そのため、身近にできることから始めてみましょう。
マッサージやツボ(東洋医学)を整える
夏バテの対処法に、自律神経を整える方法としてツボマッサージがあります。
冷え性の方の夏バテの治し方には、ツボマッサージが効果的です。
足は心臓から1番遠いので、血液の循環が悪くなります。
そのため、ツボマッサージをする事で、身体全体の血液の循環を良くできます。
いくつかツボマッサージをご紹介致します。
夏バテを緩和するツボ(東洋医学)
夏バテの緩和としてツボ(東洋医学)で整えられます。
夏場はお風呂に入る事は減ってしまいますが、ぬるめの温度で下半身浴をしながら出来るツボマッサージ
を紹介して行きます。
夏バテによるだるさ 湧泉:(ゆうせん)
湧泉:(ゆうせん)押すと元気が湧いてくるというツボです。夏バテにより疲れていて、全身がだるく、元気がでないときに効くツボです。
場所:足の裏の土踏まずからやや指寄りで、指を曲げた時にできるくぼみの中にあります。
手技:押しかたのコツは親指やペンをツボに当て、痛くなるまで押しつづけます。
夏バテによる冷え症 三陰交:(さんいんこう)
三陰交:(さんいんこう)特に冷房による冷え症に効く重要なツボです。むくみや生理不順など女性が抱える万病に効くツボです。
場所:内くるぶしの頂点から親指を除く指4本上の高さで、骨の後方の押すと痛いところです。
手技::押しかたのコツは親指をツボに当て(両手の親指を重ねると強く押せます)ほかの指はスネをつかんで安定させ、深いところまでギューッと押し込んでいき、5秒ほど押して緩めます。
⚠️妊娠中の方は押さないでください。
夏バテによる食欲不振や体力低下 足三里:(あしさんり)
足三里:(あしさんり)というツボは夏バテで疲れきった体には効果抜群です。足三里は三千里(12km)歩いても疲れないという意味のツボで体の免疫力や体の中の活動エネルギーを出させるツボです。消化と排泄をコントロールして、体をスッキリ元気にしてくれます。まさに夏バテ対策にはピッタリのツボといえます。
場所:ひざの下三寸(幅は指4本分)の向こうずねのすぐ外側にあります。左図を参考にひざに指を4本そろえて置いてみてください。小指の下、脛骨のすぐ後ろにあります。
手技::椅子に座って、両足の足三里を親指で少し強めに力を入れてゆっくり押し揉みます。指で押すのがしんどい場合は、ゴルフボールを使って刺激すると簡単です。2~3分刺激していると、疲れがとれて段々体が軽くなっていくことが実感できるはずです。毎日、就寝前に刺激すれば、体の調子がよくなり、元気になります。
まとめ
ここまで夏バテの対処法についてお伝えしてきました。
夏バテの治し方の要点をまとめると以下の通りです。
夏バテとは自律神経の乱れや水分、塩分不足が原因で起こる体の不調
夏バテの治し方は、自律神経や体内の水分量などを整える
夏バテを予防する生活習慣とは軽い運動などで体を外気に適応させる
これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。